• 2019.11.13

上手にお金と付き合うということ

11月に入り、寒い日が続きますが、皆さま体調など崩されていないでしょうか?

前々回のブログでもお伝えしておりますが、いよいよ年末調整の季節です。
時期的にご本人の所得や税金のことを考えられるということもあるのか、
確定拠出年金のご質問を受けることが増えています。

確定拠出年金は、弊社のブログでも何度か取り上げておりますが、
身近な投資のひとつとして、年々その知名度は上がってきているのではないでしょうか。
(参考:過去記事 https://www.fukushima-ta.jp/blog/tac/2521/

確定拠出年金は、その名の通り、拠出額が確定している年金で、
自分の運用次第で将来給付を受けられる金額が変動する年金になります。
個人で加入する個人型と、勤務先の会社で加入する企業型があり、
最近、弊社のお客様でも、企業型の確定拠出年金の加入を検討される方が増えています。

個人型の場合や、給与天引きされていない企業型の場合には、
年末調整または確定申告でその掛金の額を申告しなければ、
所得控除は受けられないのでご注意ください。
いずれの場合にも「小規模企業共済等掛金控除」に該当し、控除証明書が必要になります。

投資といえば、
先日、2022年度から始まる高校の新学習指導要領において、
家庭科の授業で資産形成の視点に触れる、つまり、基本的な金融商品の特徴を家庭科の授業で
教えることになるという記事を目にしました。

私自身、祖母に借金するな、無駄遣いするな、貯金しろ、とよく言われたものですが、
個人的には、超低金利の今、リスクがあって危険だと遠ざけるのではなく、
自分の資産を形成するための一手段として投資を考えることは必要だと思っています。

もちろん、人の言うことを鵜呑みにしたり、闇雲に行うのではなく、きちんと投資を学び、
リスクも理解した上で自己判断で取り組むこと、その選択肢があることを
是非若いうちから学んで、上手にお金とつきあっていって欲しい。
個人的にはとてもいいことだと思いました。

投資は年々その種類も増え複雑化しています。
税金でお困りのことがあれば、ぜひ福島会計にご相談ください。

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