• 2018.11.07

QRコードを利用したコンビニ納付手続の開始について

福島会計の中谷です。
11月に入り、いよいよ今年もあと2か月を切りました。
1年があっという間に過ぎていきますね。

今回は、2019年1月4日から始まる国税の「QRコードを利用したコンビニ納付手続」について書きたいと思います。

コンビニ納付は、設置場所が多く、24時間開いているところであれば時間の制約もないため、平日の昼間お忙しい方にとっては特に便利な納付方法です。
従来は、税務署から発行されたバーコード付の納付書でのみ利用できましたが、2019年1月4日以降は、自宅等において納付に必要な情報を「QRコード」として作成・出力することにより、納付ができるようになるようです。

利用方法は、
① 自宅等で、「QRコード」を作成・出力し、コンビニに持参
② コンビニに設置された端末(当記事作成時点では、「Loppi」「Famiポート」のみが対応)に読み取らせ、納付書を出力
③  納付書をもとにレジで納付
という流れになっています。

「QRコード」の作成・出力方法は下記の2通りあります。
・確定申告書等作成コーナーからの作成・出力
 確定申告書等作成コーナーにおいて、所得税、消費税、贈与税の申告書を作成する際に、申告書とともに、QRコードを印字した書面を出力する。
・国税庁ホームページからの作成・出力
 国税庁ホームページのコンビニ納付用QRコード作成専用画面において、納付税目、納付金額等の納付に必要な情報を入力し、QRコードを印字した書面を出力する。

作成したQRコードをスマートフォンやタブレット端末に保存し、その画面をコンビニに設置された端末に読み取らせることも可能のようです。
なお、納付できる金額は従来のコンビニ納付と同様に30万円以下となるので、注意が必要です。

最近も、納税方法についてのご相談を何名かのお客様からお受けしました。
今は、金融機関等へ納付書を持参して現金で払う方法のほかに、今回のコンビニでの納付や、クレジットカードやインターネットバンキングを利用しての納付などがあります。それぞれ対象となる税目が違ったり、面倒な手続きや制限があったり、となかなか一筋縄ではいかないこともありますが、それぞれのお客様に合った方法をご提案できるよう、新しい情報をどんどんキャッチアップしていきますので、ぜひご相談ください。

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