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  • 2018.05.21

2018年5月16日(水)民事信託の仕組みと活用例セミナーを開催しました

先日、2018年5月16日(水)に民事信託の仕組みと活用例セミナーを開催しました。

 

 

民事信託とは、自身の財産管理を信頼できる人に託す財産管理手法です。

自身の意思を反映させたオーダーメイドで柔軟な資産承継の形をつくることができます。

 

その中でも、家族や親族に託すものを「家族信託」といい、さまざまなテレビ番組でも取り上げられており、年々信託件数が増加傾向にあります。

 

なぜこんなに家族信託が注目を浴びているのでしょうか。

それは、ニュースなどでも取り上げられることが多い認知症と関わっています。

 

そもそも家族信託とはどういう仕組みなのか、なぜ認知症と関わってくるのか、実際の事例も含めて、司法書士法人トリニティーグループの梶原様にお話しいただきました。

 

 

認知症が進行すると、理解力や判断力が低下してしまい、日常生活に支障が出てくることはみなさんご存じかと思いますが、それだけではなく、不動産の売却といった契約行為ができなくなったり、銀行口座からまとまったお金を下せなくなったりと、自分の意思で財産を管理、運営、処分することが難しくなります。

 

そんなとき、もし家族信託をしておけば、財産の管理方法や終了事由等を契約書(公正証書)で定めることができるため、結果として財産を託された人の判断で財産の管理、運用、処分ができるようになります。

 

他にも成年後見制度や遺言との違い、家族信託を活用した事業承継対策など、様々な使い道についてもお話しいただき、お越しいただいたお客様よりご好評をいただきました。

 

もちろん、福島会計でこの民事信託についてのサポートやご相談を承っておりますので、今後起こり得るリスクへの備えとして、ご一考いただければ幸いです。

7月に同様のセミナーを予定しておりますが、もう少し詳しく話を聞きたい方、ご興味がある方など、ぜひお気軽にご連絡ください。

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