• 2017.10.11

新しい期を迎えて

 

皆様、こんにちは。

所長の福島です。

 

前回のブログで弊社のメンバーが書いてくれましたが、「税理士法人 福島会計」の新年度経営計画発表会を毎年恒例の合宿にて行いました。

 

福島会計はおかげ様で16年目に入りました。アッという間の15年でした。

 

一緒に頑張って来て下さった今までのスタッフすべての皆様、お付き合い下さったお客様や提携先の皆様方には深く感謝申し上げます。

 

15年の間には残念ながら後継者不足等で廃業してしまったお客様はいらっしゃいましたが、倒産したお客様が一社もないことは弊社が誇れることの一つではないかと思っています。

 

新しい期を迎え改めて思うことは、どんな組織も変革していかなければならないということです。

 

変革しなければ停滞を余儀なくされるからです。

 

今期は新しい組織を創造していく元年にしたいと思い、「製販分離」(製販分業ではない)を進めることを今期の重点テーマにしました。

 

「製販分離」経営が目指すゴールは

 ①生産性の向上を実現する⇒ES(従業員満足度)アップ

 ②品質向上を実現する⇒CS(顧客満足度)アップ

 ③お客様の要求・期待に対応出来る新たなビジネスモデルを構築する⇒CS、MS(経営満足度)アップ

になります。

 

①の生産性向上の更に先の目標は「働き方改革」です。

 

「働き方改革」というと、長時間労働の是正ばかりに目がいきがちです。

 

会計事務所は繁忙期には残業も多く、労働集約型ビジネスの典型ですから、まずは時短に取り組むことは必須です。

 

でもその前に皆が仕事が楽しいと思える環境を整えることが大事だと考えています。

 

仕事が楽しいと思える前提は、自分のやっていることが誰かに必要とされ、やったことを認められ感謝されていると感じられることです。

 

自分の仕事において何が楽しいのかは一人一人違うでしょうし、何に価値観を置くかは人それぞれですから、そこに多様性が生じその多様性を選択、実現出来る職場を目指したいと思います。

 

②については、会計事務所の提供する業務品質とは、「正確性」、「安全性」、「専門性」「迅速性」の全てが担保されていることだと考えますので、そのためには「個」から「チーム」で仕事を進める組織へと変革するということです。

 

私達は20名ほどのメンバーがいますから、既に「個」の集団ではなく「チーム」として、皆で集まって働くことの意義・楽しさを分かって、組織としての「福島会計」を創っていかねばなりません。

 

その結果品質の向上が図れれば、ひいては顧客満足に繋がると思います。

 

③の新たなビジネスモデルの構築は、①で書いたようにお客様から必要とされ、感謝されるためには、どのようなサービスを提供すれば良いのかを追求していけば、自ずと答えは見えてくるはずです。

 

合宿では、「製販分離」のメリットをCSとESの観点から何があるかを考えてもらい、そこから③に繋がるサービスコンテンツを出し合って、最終的に今期の行動計画を立ててもらいました。

 

所長の私の役割はメンバーの皆が仕事のやりやすい環境を用意し、適材適所で自己実現出来る仕事を創りだすことです。

 

そのためにも多様性を容認していきたいと思っていますが、その時に絶対的な拠り所になるのは福島会計の「理念」であり、「ビジョン」になると思います。

 

よって「理念経営」をこれからも推し進めて参りたいと考えています。

そして、ESもCSもMSも高い会計事務所を目指していきたいと思っています。

 

合宿の最後に今回の合宿の振返りとメンバー一人一人の誓願を発表してもらって、打ち上げました。

 

今期もまたメンバー一同、お客様と一緒に成長していければ大変嬉しく存じます。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

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